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カイロプラクティックの目的と効果

カイロプラクティックの目的は、「サブラクセーション※を矯正することにより神経生理機能を改善し人の本来持つ自然治癒力を高めること」1)とあります。
すなわち、骨格が歪んでいるとうまく神経伝達が出来ずに痛みや不具合を出してしまうので、歪みを治して神経の通りを良くしてあげて、痛みや不具合をとってしまいましょうということです。
※骨格の歪みを指し、神経生理学的変調を伴うもの

人間の身体にとって最も大切なことは「神経のバランスがとれていること」です。2) そこが崩れたときに、各神経が支配している筋肉や関節などの各器官が危険信号を脳に伝えます。それが痛みや病気であったりするのです。

カイロプラクティックの施術は人体の骨格の歪みに着目して神経機能の回復を図るもので、主に骨格構造への調整によって行われます。
カウンセリングを元に姿勢検査、脊椎の機能検査、神経検査などが行われます。それによって見つけ出した脊椎や関節の異常箇所を正常な状態に戻すことで身体の本来の機能を回復させ健康な状態に戻すという科学的理論に基づいた手技療法なのです。
「カイロプラクティックは、哲学、科学、そして芸術である」とは、カイロプラクティック創始者D.D.Palmerの言葉です。 カイロプラクティックの施術は、科学的実証を元に行うものです。カイロプラクティックの芸術性は、施術にあたっての確かな熟練した手技、そして趣旨によって人間の異常を感じ取れるという感性を意味します。

体に痛みや不具合を生じさせる原因となる歪みを様々な技術を用いた施術によって正常化させることで、根本からの症状の改善が見込めます。 さらには神経の通りが良くなることで内臓を動かす自律神経の機能も高まるため、結果的に自然治癒力を高める事にもつながり、これがカイロプラクティックの最大の目的でありまた効果でもあります。

1)小倉毅D.C. 田中稔久D.C. 2003 部位別 カイロプラクティック ハンドブックー脊柱・骨盤・四肢のテクニックー
2)新渡英夫 2003 カイロドクター「成功」への道

アクティベーターとは?

アクティベーターテクニックは、関節機能障害の改善に最適といわれています。
私達の身体の働きは、脳・神経系の命令によってコントロールされていますが、その命令がうまくコントロールされなくなると、首や肩、腰痛、 ときには内臓の調子が悪くなることもあります。
そこでアクティベーターテクニックを用いることで痛みの本当の原因である脳・神経系に直接働きかけることができ、 痛みや不調などの様々な症状を改善していくことが可能です。

私達の身体は、骨格筋、循環器、呼吸器、内臓、神経、内分泌などの様々な各器官で構成されバランスを保っています。 そのバランスを保つ司令塔が脳・神経系です。

関節の中には神経受容器「神経センサー」があり、手足や身体の各部の位置感の情報を脳に送り筋肉の調整をしています。 筋肉や関節を正常な状態で維持するには関節の機能が正常でなければいけません。

何かの不具合で神経受容器からの誤った情報が脳に送られると本来正常に機能していた筋肉や関節の動きにズレが生じ、 骨を支える骨格筋などがしっかり機能できず、やがて痛みや不調を引き起こします。 これが関節機能障害です。

そこでアクティベータテクニックを使い関節機能障害を起こしている神経受容器に軽い振動刺激を与えます。 振動刺激は電気信号として神経を通り脳にまで達し、その結果、正しい命令が関節機能障害を起こしていた部位に届くようになり、筋肉や関節が 本来の機能に正常化されます。
骨を支える骨格筋がしっかりと機能する事で悩まされた腰痛、肩こりなどの不調も軽減され 結果的に日々のパフォーマンスの向上にも繋がります!

このようにアクティベーターテクニックは痛みの本当の原因である脳・神経系に直接働きかけることで、痛みや不調といった症状を改善していきます。
すなわち、脳に正しい姿勢を教えるトレーニングをして、新しい情報にアップデートさせる作業とも言えます。

施術後は神経の流れが活発になり人間が本来持つ治癒力も高まります。 骨格や筋肉の異常はもちろん、内臓や、自律神経系のバランスもとれることで健康になります。女性の生理不順も改善したとの声も多く聴きます。

また、身体全体の調子を整えるために、定期的なメンテナンスの目的で来院され、健康を維持している方も多くいらっしゃいますよ。

アクティベーター施術手順

1.まずうつ伏せに寝てこちらの指示で腰に手をまわしたり顔を右に向けたりなどの簡単な動きをしていただきます。また施術者が筋肉や関節に触れたりもします。
2.その動きで足の長さの変化をみます。足の長さに変化がみられた場合は、その部位に関連する神経の流れに不具合がみつかった事になります。
3.神経の不具合から機能障害を起こしている関節にアクティベータ器で軽い振動刺激を与えます。 パチンと音がしますが低刺激なので痛みもほぼありません。
4.その後にまた同じ動きをしていただき足の長さの変化をみます。神経の流れが改善されていれば足の長さが揃います。
5.このような動作、刺激を繰り返して神経の流れを改善し、機能障害を起こしていた筋肉や関節機能を正常な状態に戻していきます。

アクティベータ療法は軽い振動刺激なので痛みもほとんどありません。お子様から年配の方々まで安心して施術が受けられます。
神経の流れが良くなる事で乱れた自律神経が改善されます。また自然治癒力を高める効果もあります。
身体が改善される事で仕事やスポーツのモチベーションの向上定期的なメンテナンスとしてもご利用下さい!

トムソンテクニックとは?

トムソンテクニック(ドロップベッド)とは、ニュートンの慣性の法則を利用した矯正テクニックです。 人間の体重とドロップメカニズムによって最小限の力で、最も安全に背骨や骨盤のズレ、肩や股関節、膝、足首、顎関節(状態による)などを矯正するテクニックとなります。 テーブルが落下し、下に到達したときに第二の力が働くことで背骨や骨盤が矯正されるというものです。
簡単に説明すると、骨格が歪んでいる部分をだるま落としの要領で矯正し、正しい位置に戻していく、というテクニックになります。

クラニアル(頭蓋骨調整療法)とは?

頭蓋骨は頭骨8個、顔面骨14個、計22個の骨で構成されています。
頭蓋骨を整復することで、脳から仙骨を流れる※脳脊髄液の流れを促進させ自律神経、中枢神経、運動系の働きをより良い方向に高める効果があります。

仁整体では独自の手法として、蝶形骨の調整に注目しています。
蝶形骨はちょうどこめかみにあたる部分にある骨で、視神経、下顎神経、上顎神経、内頚動脈、中硬膜動脈が通過するとても大切な部分です。
そしてこの骨は脳下垂体(成長ホルモン)の受け皿にもなっていて、前頭骨、側頭骨、後頭骨などと隣接しています。
すなわち蝶形骨を調整することで頭蓋骨の全てが整復されやすくなります。
結果的に脳脊髄液の流れが整い、自然治癒力が高まり頭痛、めまい、耳鳴り、眼精疲労、集中力低下、自律神経も整うことで不眠改善にも期待できます。

※脳脊髄液の働き
衝撃や感染から脳を守り、ブドウ糖やたんぱく質、カルシウム、マグネシウムと言った必要な栄養を与え、ホルモンなどの神経伝達物質を運び、老廃物の除去、代謝を促す働きをしています。

好転反応とは?

好転反応とは、体が正常な状態に戻るために起こる、一時的に症状が悪化したような状態になることです。調整反応とも呼ばれています。

体が不健康な状態であり、それが慢性的に続いてしまうと、その状態でも機能できるようにと細胞は反応を鈍らせてしまいます。それが急激に活性化されることによってさまざまな症状として表面に現れてくるのです。
好転反応が現れるのは、細胞が活性化されている・溜まった有害物質が排出される・リンパや血液の流れが活発になっている証拠です。

好転反応が続く期間は人によって異なり、短い人なら1日で収まります。好転反応が出るということは、「溜まっていた不要なものが多い」、「回復できるだけの力を持っている」ということでもあるのです。

好転反応には大きく分けて4つの反応があります

・弛緩反応

身体のだるさや眠気

・過敏反応

筋肉痛のような痛みや腫れ、発汗

・排泄反応

尿の色が濃くなったり、便の匂いがいつもより強い

・回復反応

頭痛や発熱、動悸

どれも血液の流れが良くなって起こっていることなので、たくさんお水やお白湯を取って老廃物を体外に排出させましょう!